400字詰め原稿用紙

自分の興味関心のある事柄に対して400字以上で書き記していきます。

数年ぶりに実家のパソコンを使った話。

 なぜかこのブログを実家で書いている。
話せば短くなるのだが、嫁の友人たちが自宅へ遊びに来ているから、私は追い出されてしまった、そういうことだ。
 だからといってお金も持たされているわけでもなく、どこかで時間を潰すにもそういった場所が近くにある訳でもない。
友人たちはよもやクリスマス当日に突然「遊ぼうぜ」と言って出てこれるほど暇な人はいないだろう。

 そこで、自宅近くにある実家へ避難してきた、というわけ。
やはり持つべきものは家族である。
 しかし、することもないので自宅にいながらにして変な時間が突然出来てしまった私はこうやってブログを書くことに専念できる時間を与えられたのである。

 しかし。
このパソコン、インターネット環境は使い辛い。
 私がこの家を出てから数年の間に何が変わってしまったのだろうか、と考えながらこの文章を書いていたわけだが、すぐにその答えは見つかってしまった。
そう、このパソコンは数年前から何も変わってやしないのである。
変わったのは、自分であった。
 この数年間の間に、キーボードも変えたし、インターネットのアップデートも何度もした。
しかし、今打ち込んでいるキーボードは数年前のものであるし、インターネット環境のバージョンは数年前から停止している。
今、このパソコンは父が、仕事で時々使うだけのものになっている。

 家族というのは自分の活動サークルの根幹であり、最も変化が少ない場所である。
しかし、仕事や友人といったサークルは流動的に変化していくから、たまにこうやって実家にある何かを使うと古臭く感じてしまう。
 しかし、やはり懐かしさはある。
数年前まではこのパソコンを使って、いろんなウェブサービスを死に物狂いで使い、遊んでいたのだな、と。

 しかし、不思議なものでここへ避難してくる道中では、やれツイッターをやろうとか、ニコニコ動画を見ようとか思っていたのに、ここへ座ってみると環境によるストレスでやる気が一向に出て気やしない。
数年前までは一日何時間も座っていたと言うのに。
 よって、結局文章の打ち込みという、原始的な、基本的な部分のみを行うという結論に達した。

 そういえば、昔々、ミクシィは使い辛い、とかサーバーがすぐに落ちるとかみんなで文句を言っていたけれど、今は大分マシになっているんだろう。
でも、ユーザーは離れていっている。
 ということは、時間が経過するってことは、ユーザーの要望や、満足度も変わってくるってことでそれにちゃんと対応しないといくら数年前のストレスが解消されたとしても今は全く意味がないってことになる。
いやはや、ウェブサービスを運営していくってのは今を読み取る力がないといけないんだな。

 それでは、また。