400字詰め原稿用紙

自分の興味関心のある事柄に対して400字以上で書き記していきます。

400字以上で書くというルール

 はてなダイアリーが一新されてはてなブログが出来た。
現在は、招待制度になっていて既存のユーザーから招待状メールを受け取ったユーザーしか利用することが出来ないらしい。
 そこで、Twittermixi上での仲良くしている友人から招待を受けて、無事にはてなブログをスタートすることが出来た。

 そういえば、私が初めてブログというウェブサービスを使ったのもはてなであった。
あの頃は丁度、魔法のiらんどに代表される無料携帯ホームページサービスが全盛期で、日記や掲示板などを設置して匿名だけれども温かみのあるコミュニケーションを図っていた。
 あの頃はまだ若かったし、HTMLやらURLと言った単語もよく分からないまま作っていたけれど、それなりに人が集まってくれて掲示板やチャットは盛り上がっていたものだ。

 そんな中で現れたブログブーム。
今ではFC2やアメーバブログエキサイトブログなど様々なブログがあるが、当時はライブドアが圧倒的な存在感を持っており、誰もがこぞって魔法のiらんどからブログへ移行していった。
 かくいう私も、簡単だと謳っていた魔法のiらんどの難しさや、PCから閲覧した時の残念な感じから脱却したいと思い、ブログへの関心は高まるばかりであった。
しかし、一体どのブログサービスを選べば良いのか。
ただなんとなく「みんなと一緒は嫌だな」というへそ曲がりなことだけしか考えていなかった。

 そしてしばらくして、はてなと出逢うことになる。
きっかけはあまり覚えてはいないのだが、誰かが使っていたブログがはてなダイアリーで、ブログエントリーの中にあったWikipedia的なリンクが面白かったから、だったような気がする。
あと、どこかしらで得た情報で、はてなダイアリーは検索に引っかかりやすい、というものを鵜呑みにしていたのかもしれない。
 いずれにしても楽して多くの利益を得ようとしていたのは間違いないようだ。

  かくして無事にはてなダイアリーにしょうもない日常のことや、気になったニュースのことを書いたりしていたわけだが、それもすぐに飽きてしまう。
理由はとても簡単で、これまで魔法のiらんどにあった見知らぬ人からのレスポンスが全くなくなってしまったからだ。
やはり私は、誰かに見てもらいたいというかまってちゃん的な要素が当時は強かったらしい。
 だからこういう独りで見られているのか見られていないのかも分からない状況で続けていくのにはすぐ、逃げてしまったのだろう。

 それからしばらくして空前のソーシャルブックマークサービスブームが到来。
mixiGREETwitterなど、ウェブサービスの敷居は限りなく低くなり、いわゆるメールと電話くらいしかしないような非インターネット人でもその名称やサービス内容を知ることとなる。
 私自身もソーシャルブックマークサービスに興じていくこと10年弱となったわけだが、ここにきて、またもブログというサービスに自分の時間を使って書いていきたい、という気持ちが出てきた。

 しかし、無理に頑張ってもしょうがない、どうせ続かないということは目に見えている。
また、テーマを一貫したほうが、その分野に興味関心のあるユーザーから訪問してもらえる、いろいろとまだ決まっていないことは多い。
 とりあえず、公開してみた、ということ。

 そんなわけで、まずはこのブログのルールを今、まさに決めてみた。

 「1つのエントリーにつき400文字以上書く」。

 と、とりあえずこれだけ。
あとは、おいおい考えていこう、そうしようって。